第4回 医療と介護の勉強会開催しました
2011年08月25日
「褥瘡を含む皮膚潰瘍に対する創傷ケア」のおはなし
第4回医療と介護の勉強会を開催いたしました。今回も多くの方々にお集まりいただき、ありがとうございました。今回は、地域医療の最前線である市立豊中病院でご活躍されている皮膚科部長の倉知貴志郎先生に、創傷ケアについてご講演していただきました。在宅医療では、活動性が低下したお年寄りの方も多く、褥瘡などのスキントラブルを治療する機会が大変多いです。患者さんの中には、末梢血流不全・除圧不足・栄養状態の低下などが認められ、治療に難渋するケースがあります。倉知先生には、さまざまな褥瘡の発生機序から最新の治療法・被覆材の使い分けに至るまで、実際の症例の経過を交えて、分りやすく丁寧に教えていただきました。皮膚潰瘍に対する最新の概念を学ぶことができ、今後の治療方針の幅が広がったと思います。お忙しい中、誠にありがとうございました。